いつもみるペットをご利用いただきまして誠にありがとうございます。
掲題の件につきまして、ご案内申し上げます。
下記、詳細ご確認ください。
2022年7月1日、公益社団法人日本獣医師会より、
「愛玩動物における遠隔診療の適切な実施に関する指針」が発行されました。
2021年12月15日に農林水産省より、
「家畜における遠隔診療の積極的な活用について」という
農林水産省消費・安全局長通知が発出されましたが、
それを受けて小動物診療分野においても、法令を遵守する中での適切な
遠隔診療について運用ルールの整備が求められていることから、
日本獣医師会からまずは発行された形です。
この指針において、遠隔診療について、原則初診は対面診療とされていますが、
「かかりつけ獣医師」が一定の条件を満たして行うのであれば
初診から遠隔診療を行えるとされています。
獣医師法や現在までに農林水産省等より発出されている通知等の関係法規等を
根拠に、初診でのオンライン診療の運用指針の記載もされており、
いままでのオンライン診療に対しての解釈から一歩進んだ
ガイドラインとなっております。
今回、公の団体からペットのオンライン診療についての指針が出ることで、
いままでは各自の判断、解釈のもと運用されていたオンライン診療が、
具体的な指針を参考にすることができるようになりました。
これによって、獣医師としてより安心して適正なオンライン診療の提供が
しやすくなるのではと考えております。
対面診療と適正なオンライン診療を適切に組み合わせることで、
より飼い主様志向の獣医療の提供が可能となります。
また、飼い主様にとっても、動物病院や獣医師等とのオンライン上での
コミュニケーションをより安心して行うことができ、
最適な獣医療へのアクセスを実現することができるようになります。
現在までの獣医療におけるオンライン診療を取り巻く流れについては
以下記事をご参照ください。
以下、本指針の概要のご紹介と特に重要だと考えられる部分を
下記記事にまとめさせていただきました。
https://blog.mirpet.co.jp/entry/2022/07/10/230408
詳細は公益社団法人日本獣医師会より発行されている、
「愛玩動物における遠隔診療の適切な実施に関する指針」の原文をご確認ください。
引き続き、みるペットをよろしくお願いいたします。